2022年1月25日の夜、日付が変わる間際にInstagramに投稿されたテテの曲。
優しいメロディと歌声が溶け合い、とても穏やかで素敵な曲でしたが、歌詞が意味深で少し心配になる内容でした。
そしてその曲は、8月5日に放送されたウガファミリー「IN THE SOOP フレンドケーション」の中で、テテが夜に泣いてしまう場面でも使われていたのです。
「IN THE SOOP フレンドケーション」撮影の経緯や、この夜の涙の理由については、こちらの記事に考察を書きました。
私が感じていたのは、
テテはグクさんの愛犬クルムちゃんが2021年末に亡くなってしまったことが理由で、ウガファミリーのIN THE SOOPを企画したのかな、ということでした。
そして、友情旅行中の夜に泣いてしまった理由にも、クルムちゃんのことがあったのかな、と、予告を見て感じていました。
詳しくは上記の記事に書いてあるので、読んでみてください。
そんな中で実際の本編を見て、すごくすごく、、本当に悲しくなったのですが、、
やっぱり私が思っていた通りだったのではないかと、あらためて感じました。
テテがインスタに投稿した曲の歌詞
テテが1月25日の夜にインスタに投稿した曲の歌詞の和訳です。
I see your smile, I smile too
君が笑うのを見ると僕も笑う
I see you cry, I’m crying too
君が泣くのを見ると僕も泣く
Since you’re not here, I’ve lost my only light
君がここにいなくて唯一の光を失った
I’m all by myself in 9 feet under
僕は9フィート下でひとりぼっちだよ
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泣くのも笑うのも一緒だった「君」がいなくなって、僕はひとりぼっちになった。
という歌詞ですが、気になるのは「9 feet under」という言葉。
海外の曲で「six feet under」とよくでてくるのは、アメリカでは6フィート下に棺桶を埋めるのが一般的なので、「すでにお墓に埋葬されている」「死んでいる」という意味です。
ビリー・アイリッシュの曲にも『Six Feet Under』というのがあります。
「私たちの愛は6フィート下にある。私たちのお墓が雨で水浸しになったら、バラが咲くかな?」と、彼女は歌っています。
ビリー・アイリッシュ以外でも『Six Feet Under』というタイトルの曲を出しているアーティストはたくさんいて、「feet under」と言われれば、真っ先に思いつくのが「お墓」なのです、、
最初にテテのインスタに投稿された曲を聞いて、どうして9フィートなのか不思議でした。
たぶん「お墓」を意味しているのに、なぜ6フィートではなく9フィートなのか。
でも、「IN THE SOOP フレンドケーション」を見て、私の中ではひとつの結論が導き出されたような気がします。
テテが「6」ではなく「9」にした理由
テテが今回の曲で「6 feet」ではなく「9 feet」にした理由は、クルムちゃんのことだからだと私は思っています。
クルムちゃんの名前は韓国語の「雲」の意味です。
雲は、韓国語表記で「구름(クルム)」です。
そして、9は、韓国語表記で「구(クー)」です。
テテがあえて「6 feet under」にせず「9 feet under」にしたのは、クルムちゃんの「구」と同じ表記の数字にしたのではないでしょうか。
ジョングクさんは7月9日に公開されたBTSストリートギャラリーの中の自分のギャラリーに、自分で撮影した雲の写真を飾っていました。
もちろん、真実は本人にしか分かりませんが…。。
2022年の目標「悲しみたくない」
テテが「IN THE SOOP フレンドケーション」で泣く前、みんなで今年の目標について話していたのです。
ウシクさんやヒョンシクさんが仕事の中での目標を語る中で、テテは2022年の目標を「悲しみたくない」と言いました。
みんなは少しびっくりして、「悲しくてもヒョン達が一緒だよ」となぐさめていました。
そのあと、テテは静かに涙を流して、「去年はちょっと残念だった」とだけ、言ったのでした。
何が残念だったかは語らずに。
そのシーンに合わせて、9(구)フィートの曲をかけたのは、テテの希望だったような気がしました。
つらい時には曲を書くと言っていたテテ
テテは2021年に行われた『VOGUE KOREA』のインタビューで、「自分をいじめる何かがあって、ある感情が巻き起こったとしたら、それについての曲を作ります」「良い曲でもそうではない曲でも、完成すればその達成感で、苦しく大変な気持ちを乗り越えられるから」と語っています。
テテがこの曲を作ってインスタに載せたのは、苦しくて大変な気持ちを乗り越えたかったからかも知れません。
曲の中に出てくる「僕」はテテではなくて、もしかしたらジョングクさんなのではないかなと、なんとなくそんな気がします。
グクさんが、クルムちゃんのことで沈んだ悲しい気持ちのまま撮影に参加するのが可哀想で、代替案としてウガファミリーでのSOOPを企画したのだけど、、
テテの中でもクルムちゃんを失った悲しみはまだ消化できていなくて、それで撮影中に涙が出てしまったのかなと🥺
そしてその場面に「9 feet under」の曲を重ねることで、心の整理をつけたかったのかも、、
このSOOPの撮影から、テテにとってはさらに過酷なことが待ち受けていたわけなので、2022年は悲しみたくないと言っていたテテの願いは叶わなかったのかな、、と、やりきれない気持ちがしました。
残されるものは、いつだって苦しいです。
テテにもうこれ以上の悲しみが降りてきませんように…