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BTS 一部メンバーの麻薬デマを否定「BTSメンバーは店を知らない、行ったこともない」

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麻薬使用の疑いで俳優のイ・ソンギュン氏とBIGBANGのG-DRAGON氏が立件されたことで、韓国の芸能界では「他にも麻薬使用の疑いがある芸能人がいるのでは?」という噂が拡散。

BTSもこの事件に関連した悪質なデマを流されたため、所属事務所のBIGHIT MUSICは否定する声明を発表しました。

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麻薬使用のデマを流されたBTS、LE SSERAFIM、IZ*ONE、(G)I-DLE…

韓国の芸能界で麻薬使用のデマを流されているのは、BTS(防弾少年団)やLE SSERAFIM(ルセラフィム)、(G)I-DLE、IZ*ONEなど。

疑いのかけられたグループは即座に否定の文章を発表しており、悪質なデマに関しては法的措置の対応を取るとしています。

悪質デマ「麻薬投与の遊興店にBTSメンバーも来ていた」

10月26日、韓国の一部オンラインコミュニティやSNSなどを通じて、麻薬使用の疑いで立件されたイ・ソンギュン氏が出入りしていた高級遊興店に防弾少年団メンバーの一部も出入りしているという噂が回りました。

そのお店では店内で麻薬の投与が行われていたので、もしも出入りしているなら麻薬使用の疑いがかけられてしまいます。

「BTSは問題の店を知らないし、行ったこともない」

BIGHIT MUSICは韓国メディアに対して、「(防弾少年団は)噂とは無関係で全く事実ではない」と即座にコメントを出しました。

また、10月28日には「防弾少年団のメンバーたちはその場所を知らず、訪れたこともない」とあらたにコメント。

さらに「HYBEは虚偽の事実流布と名誉毀損に対し無寛容の原則で法的措置を取っている。すでに一部根拠のない当社アーティスト関連の虚偽事実に対しても法的措置を着手しており、続く虚偽事実の流布に対しては最後まで厳重な責任を問うようにする」と警告しています。

また、LE SSERAFIM・(G)I-DLEの所属事務所も「関連噂は全く事実ではない」「事実無根で虚偽事実流布掲示文に対して強力に法的対応する」と既にコメントしています。

麻薬で揺れる韓国芸能界

韓国ニュース1によると、仁川警察庁広域捜査隊はイ・ソンギュン氏とG-DRAGON(クォン・ジヨン)氏を麻薬類管理に関する法律違反の疑いで捜査しているとのことです。

ただ、逮捕され身柄を拘束されているわけではなく、書類送検で捜査は進められています

他にも、芸能人志望生や作曲家、一般人など計5人が同じ事件で現在も捜査中ですが、イ・ソンギュン氏とG-DRAGON氏以外には芸能人はいないと発表されています。

名前を出されるだけでイメージダウンも

他に捜査されている芸能人はいないとの公式発表後も、イ・ソンギュン氏、G-DRAGON氏の麻薬使用疑惑と関連して一部の歌手、俳優たちの名前が関連して取り上げられている状況。

芸能活動をする上で名前に「麻薬」のイメージが付いてしまうのはダメージがかなり大きいです。

麻薬だけに限らず、根拠のない悪質な噂は尽きることなく毎日生産されています。

たとえ事実でなくとも背負ってしまったイメージは簡単には払拭できませんから、所属事務所には今回のようにできるだけ迅速な対応をお願いしたいところです。

薬物蔓延が社会問題になっている韓国

韓国では薬物蔓延が社会問題になっており、若い世代にも薬物中毒が広がっています。

学歴社会と言われる韓国では、勉強に疲れた学生をターゲットに薬物を摂取させるという悪質なビジネスも広がっているのです。

ソウル・江南の進学塾が集まる地区で、学生に配るための飲料を準備する40代の男。

4人の男女が、2人一組で学生たちに「集中力が高まる」などと試供品の飲料を渡していきます。

ボトルには「記憶力上昇」などの文字に加え、韓国の大手製薬会社の名前も書かれています。

ただ、飲料を飲んだ学生からは覚せい剤の陽性反応が出たということです。

財閥の子供や有名芸能人、一般の中学生、高校生など、若者が麻薬で摘発されたという事件も急増しています。

韓国の2022年麻薬事件摘発件数は、1万8395人と歴代最多を更新

人口が倍である日本の2022年摘発件数が1万2621人なので、日本よりもかなり高い割合で薬物に手を出している人が多いことがわかります。

韓国の尹錫悦大統領は「麻薬との戦争」として対策を強化させており、芸能界にも広がっている薬物汚染への対応が急がれます。

G-DRAGON氏は麻薬使用を否定

俳優のイ・ソンギュン氏は麻薬容疑に対して誠実に捜査を受けるという立場を取りましたが、G-DRAGON氏は麻薬使用容疑を強く否定しています。

ただ、捜査には誠実に協力するとのことです。

警察はイ・ソンギュン氏、G-DRAGON氏に対する捜査を続行するとともに、2人の出国を禁止する措置を取っています。

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