NewJeansの所属レーベルADORの前代表であるミン・ヒジン氏が、HYBEを離れることを発表しました。
こんにちは、ミン・ヒジンです。
本日をもって、私はADORの社内取締役を辞任することをお知らせします。また、HYBEと締結していた株主間契約を解約し、同時にHYBEに対して契約違反に基づく法的責任を問う準備を進めています。さらに、HYBEおよびその関係者が行った数々の違法行為に対しても、必要な法的措置を順次取る予定です。
今年4月、HYBEによる違法な監査から始まった、7か月以上にわたる地獄のような紛争の中で、私は株主間契約を守りながら、ADORを元の正しい位置に戻すために全力を尽くしてきました。しかし、HYBEはこれまで一切過ちを認めず、変わる兆しも見せないため、この状況にさらなる時間を費やすことは無意味だと判断し、今回の決断に至りました。
私はHYBEが自身の過ちを認め、歪んだ状況を改善することを願いながらも、内部告発という形でNewJeansを守るために努力してきました。4月に2度にわたって内部告発のメールを送ったのもそのためです。
しかし、HYBEは反省するどころか、虚偽の情報を作り出し、不当な監査を公然と行い、大衆に向けて恥ずべき行為をさらけ出しました。少数株主でありながら代表理事でもある私に対して「経営権奪取」という奇妙なフレームを押し付け、大企業とは思えない無知で非常識な攻撃を仕掛けてきたのです。
紆余曲折の末に7か月以上が経過し、私の内部告発が真実に基づいた正当なものであったことが明らかになる一方で、HYBEの醜悪な虚偽や偽善も次々と露呈しています。実際、HYBEは最初から私の内部告発が正当であることを認識していたはずです。
しかし、HYBEにとって「問題解決」は、自分たちの利益や体面を守る以上に重要な課題ではなかったようです。私は、彼らが最低限の良心を持っていると信じたのですが、それが甘い考えだったと今になって感じています。それでも、私はお金や歪んだ組織に屈することなく、正しい道を選び続けてきました。
最近、HYBEは関連レーベルを利用し、訴訟や不当な主張を続けながら、毒素条項が満載のプロデュース業務委任契約を押し付けるという偽善的な行動を取っています。さらに、協議に必要な基本情報すら提供せず、私に対面ミーティングを強要するなど、理解不能な主張を繰り返しました。
彼らが一方的に私を解任したにもかかわらず、メディアに対しては「プロデュース業務を引き受けることにした」と虚偽の情報を流布し、他人には「秘密保持」を強要するという矛盾した行動を続けています。このようなHYBEの行為は、K-POPの歴史において前例のない悪事として記録されるでしょう。
この7か月間、私はHYBEによる深刻な契約違反で崩壊しかけたADORを立て直すため、精神的、経済的、そして肉体的に全てを捧げてきました。この戦いは地獄のような苦しみを伴いましたが、それでも退かずに努力を重ねてきたことに誇りを感じています。
HYBEのモラルハザードは極限に達し、不当なメディア戦略も続くでしょう。しかし、今では多くの人々がその手法を見抜いており、私は彼らの不正行為に屈することはありません。今後も必要に応じて法的措置を講じていく覚悟です。
最後に、この長い戦いの間、応援してくださったバニーズをはじめ、多くの方々に心から感謝を申し上げます。最悪の状況の中で、素晴らしい人々との出会いという特別な幸運を得たことにも感謝しています。
私がここまで耐えた理由を理解できない方もいるかもしれませんが、私が選んだ道には意味があると信じています。これからも、新しいK-POPの旅を続けていきますので、引き続きご注目いただければ幸いです。
すっきりとした気持ちで、誰かに言葉を伝えながら締めさせていただきます。
「一人の悪意ある行動が『業の本質』を傷つけることがあってはならない。本当に悪かった。」
*注)「一人の悪意ある行動が『業の本質』を傷つけることがあってはならない。本当に悪かった」という言葉は、2024年5月17日にHYBEのパン・シヒョク会長が、ADORのミン・ヒジン氏との経営権紛争に関して初めて公式に表明した際の発言を元にしています。
私はこのブログで何度も、「ミン・ヒジン氏はHYBEから追い出される。それ以外の結末はない」と繰り返してきました。
残念ですが、これが独裁というものなんです。会社の利益や、そこで働く人たちやアーティストたちの権利がまるで無視されて、1人の人の気まぐれや怒り、間違った判断で、どんなに大きな組織でも左右されてしまう。
子どもがいきなり癇癪を起こし、一生懸命積み上げた積み木を全部崩してしまうようなものです。
でも、この問題で崩されているのは積み木ではなく、そこにいる人たちの生活や夢や情熱です。
誰もが頑張ってきたものが、簡単に壊されてしまう。だからみんな独裁者を恐れ、悪いことには目を瞑って、何も言わなくなります。居場所を失いたくないからです。
私にも脅しや脅迫が常にあります。ファンなのか関係者なのか分かりません。これが「推し活ビジネス」の怖いところだと感じています。
推している対象が「あいつが悪い」と言えば、言われた側は何の理由もなく悪者にされ、攻撃対象になります。
また、私のように「これはおかしいのでは?」と異を唱える人間に対しても、「〇〇を批判するなんて許せない!敵だ!」となるのです。
ミン・ヒジン氏やNewJeansを誹謗中傷するアミたちをよく見かけます。
「嫌ならHYBEから出ていけ」と、公然と発言していますよね。追い出そうとしているのはHYBEなのに。
そしてついにミン・ヒジン氏はHYBEを離れましたが、NewJeansに関しては契約解除は容易ではないでしょう。
テテを見てください。10年以上耐えてきたのです。ソロでも十分にやっていけるのに。
そこにこの問題のすべての答えがあると私は思っています。