HYBE側がミン・ヒジン氏に対し、新たに追加で提訴したことが明らかになりました。
最近、HYBE本社でOSENの独占インタビューを受けたBELIFT LABのキム・テホ代表は、NewJeansに関するさまざまな疑惑を否定する中で、ミン氏に対して新たな訴訟を起こしたことについても言及しました。
キム代表は「今週、1件の訴訟を追加しました。ILLITのクリエイティブディレクターがミン理事の盗作主張に対し、ミン理事やADORの元経営陣を相手に訴状を提出しました。ミン理事がこれまで提起してきた盗作に関する主張が本当に自信があるものであれば、私たちが提起した訴訟に誠実に向き合っていただきたい」と述べました。
ILLITのNewJeansの盗作疑惑についてはファン以外からも指摘が相次ぐ中で、ミン氏の主張に対してHYBEが新たに訴訟を起こした形です。
このように、HYBEがミン氏に対して続けて提訴を重ねることについて、「スラップ訴訟」と指摘する声もあります。
スラップ訴訟とは、意見表明や批判をする個人や団体を萎縮させるために行われる訴訟のことです。
通常、権力や資金力を持つ側が、批判者や反対者を黙らせることを目的として行うことがほとんど。
相手に対する圧力や時間・費用の負担を増大させるために意図的に提訴するのです。
しかしこうした行為は結果的に相手の表現の自由を脅かすことにもつながるため、普通の組織であればここまでの行為をすることはありません。
なぜなら、表現の自由や人権を守ることは、企業のイメージに大きな影響を与える重要な要素だからです。
そのため海外のファンからも「どうしてここまで会社にとってマイナスイメージなことばかり繰り返すのか?」と疑問の声が相次いでいます。
個人的には、経営陣のプライドを傷つけたり、お気に入りグループ・アーティストを脅かす存在に対しての執着心が、普通のレベルではないのだろうな…と感じました。
そもそもの始まりは、HYBEが突然ミン・ヒジン氏に対して背任行為を主張し、彼女をADORの代表から解任したことです。
ミン氏は、HYBEの経営手法に対して内部で批判的な意見を持っていたものの、外部に情報を漏らしたり告発したりしたわけではありませんでした。
それにもかかわらず、一方的にミン氏を非難し会社から排除した上に、さらなる訴訟を重ねて追い詰めるような対応を取っていることが指摘されています。
こうしたやり方に対して、批判の声や疑問の声も少なくありません。