マルタの海で撮影したジョングクさんの写真をInstagramに何度も投稿していたテテ。
どうしてそんなにもマルタにこだわっているのかな🤔?と、少し不思議に感じるとともに、マルタで過ごしたグクさんとの時間が本当に特別だったんだなぁと、あらためて実感してしまいました。
こちらの記事では、そんなテテとグクさんとマルタについて、考察をまとめていこうと思います。
テテが撮影したボートに乗ったおじさんの写真
テテのInstagramで2度にわたって投稿された、マルタの海でおじさんがボートに乗っている写真。
下の方に、シュノーケリングをするジョングクさんが映り込んでいます。
この写真はグクさんが監督を務めた『Life Goes On』MVに出てきたり、アルバム『BE』のコンセプトフォトでも使われていて、グクテテにとって特別な写真であることは以前から分かっていました。
でも、わざわざInstagramに同じものを2回、、、
しかも2回目はテテの瞳をズームアップして「ここに映っているジョングクを見て!」と言わんばかりの投稿をするからには、それだけ深い思い入れがあるのだと感じるわけです。
マルタの写真がグクテテにとって特別な理由
ボートに乗るおじさんの写真は、『BTS BON VOYAGE Season 3 マルタ編』の中で、テテが撮影したもの。
撮影中の何気ない時間の中で撮られた1枚を、約4年がたってもまだ繰り返しインスタに投稿するくらいにテテが大切にしている理由。
それはもちろん、マルタでのグクさんとの思い出がとても特別なものだからに違いありません。
『ボンボヤ3』の撮影では、テテは直前におじいさんが亡くなったため、マルタへは途中からの合流になりました。
テテにとっては、とても大切だった方を失ってしまい…
きっと、すごくつらい気持ちの中で1人でマルタに向かって、メンバーと合流したのではないでしょうか🥺
マルタで描いたヘナタトゥー
途中参加したテテをみんなが歓迎する中、グクさんはマルタの露店でしてもらっていたヘナタトゥー(染料をペイントして作るフェイクタトゥー)をテテに一生懸命見せていました。
グクさんがテテにどうしても見てもらいたかったヘナのデザイン。
それは、今ではお馴染みの『ILYサイン』だったのです。
アメリカの手話で「I LOVE YOU」を意味するハンドサイン。
いつもテテとグクさんがこっそり(隠しきれていないけれど)送り合っていたILYサインがまさにこれですね。
マルタの撮影時期の前から、テテとグクさんはすでにILYサインを送り合っていました。(有名なものだと2017年3月のチリ公演)
ですから、この時のグクさんはテテがマルタに到着するまでの間にILYサインのヘナタトゥーをしていたことを、テテにすぐ伝えたかったのだと思います。
グクさんはずっとテテが来るのを待っていた様子だったので、テテの到着に合わせてこのヘナタトゥーをしてもらったのかも知れません🥲
テテはグクさんのヘナを見た後、自分も1人で露店に行って腕に3つのヘナをしてもらっています。
ヘナで2種類の太陽と月を描いてもらったテテ。
『ボンボヤ3』の放送で出てくるのはここまでですが、実はこのヘナ屋さんがのちに語ったことによると、テテがヘナをしたあとにグクさんがまたやってきて、テテと同じ「太陽」のヘナを描いてもらったそうです。
テテのヘナをみて「かっこいいな」と思って真似したのか、テテと同じヘナを自分も描いておきたいと思ったのか。どちらでしょうね☺️
マルタでは1つのベッドで眠っていたグクテテ
テテがマルタに合流した時、すでに宿舎での部屋割りが決まっていて空いている部屋もなかったので、誰かの部屋にテテが入ることになっていました。
宿舎ではどの部屋が誰のものかは知らせず、テテが部屋を外から見て直感で選ぶルール。
テテがどの部屋になるのか、ただでさえ窮屈な部屋なのでみんなテテに選ばれないように大騒ぎする中、グクさんがヒントになりそうなことを言ってしまいました。
そこでみんながちょっと怒った場面があったのですが、、
グクさんはテテに選んで欲しくてわざと言ったのでしょう😂メンバーもほとんど気付いていたようです。
そして勘の良いテテが気付かないはずもなく……。
きっと、テテはすぐにグクさんがどの部屋なのか分かったと思います。そして、「自分の部屋を選んで欲しい」というグクさんの気持ちもしっかり理解したのです。
そのあとは少し白々しい小芝居をしながら、テテはグクさんの部屋をきちんと選びました。
グクさんはずっとうつむいて、
テテが選んだ瞬間の表情を見られないように気を付けていたようでした。
そしてグクさんの部屋にはベッドが1つしかなかったので、2人で1つのベッドで眠ることに。
眠る前、暗闇の中で2人で洗濯物を干しに行きながら、テテは「♪ジョングギと過ごす特別な夜〜」と、即興ラップで歌っていました。
ジョングギと過ごす特別な夜。
テテがマルタに到着するまでしばらく会えていなかった2人なので、久々に会えた夜はほんとに特別だったのだと思います。
テテは、ほんとは沈んだ気持ちでマルタに来て、撮影中もかなり無理をしていたはずです。
たくさん悲しくて、自分では整理しようがない疲れきった気持ちを抱えて、それでも休むわけにもいかず参加していたのではないでしょうか。
マルタでは終始元気がなかったですし😞、、ジミンちゃん以外のメンバーとの仲の良い絡みも普段に比べるとほとんど無かったです。
そしてグクさんとはほとんど別行動。。
編集のせいもありますが、同じ部屋で同じベッドで寝ている割にはテテとグクさんにはすごく距離感がありました。
おじいさんを亡くしたばかりということもあり、当然のことながらテテには元気がなく、夜に1人で泣いてしまって、ジミンちゃんに抱きしめてもらう場面も……。
テテは2016年に大切なおばあさんを亡くしており、心の傷も癒えぬまま今度はおじいさんも旅立ってしまったわけなので、無理をしてボンボヤ撮影に行かせるべきだったのか…と、個人的には感じます😔
2018年はグクテテにとって大変な1年だった
2018年はBTSにとってもテテにとっても、すごく大変な1年でした。
2018年末のMAMA授賞式でJINさんが「今年の初めにバンタンのみんなで解散の話も出ていた」と明かし、メンバーがステージ上で涙を流した姿は今でも有名なエピソードです。
特にその時のテテは崩れ落ちそうになるほど号泣していて、グクさんはそんなテテをずっと見つめ続けたあとに抱き寄せました。
1月には仲の良い姿を目撃されていたグクテテ
2018年のはじめ、1月26日にはホテルのレストランで一緒にいる姿も見られていたテテとグクさんですが、、
おそらくその直後くらいから解散も選択肢に入れた話し合いが持たれていたのでしょう。
グクテテが受け取ったユンギさんからのメール
2018年のFESTAでテテは、「ユンギヒョンから長いメールが届いて、最後の言葉はサランハンダだった」と話していましたが、その時ユンギさんは「あの日、2人にメールを書いたんだよ」と、苦笑しながら説明したのです。
するとジョングクさんが「(2人のうちのもう1人は)僕です」と、もう1人ユンギさんからのメールを受け取ったのが自分であると言いました。
その後Huluで配信された『We Love BTS』の中でこのエピソードを語った時には、ユンギさんからのメールを受け取った時はテテとグクさんが一緒にいて、メールを読んで2人で泣いたと明かしています。
ユンギさんが言った「あの日」がいつなのか不明ですが、テテとグクさんにとって何か重要な話し合いが2018年の前半に行われたのだと思います。
だからこそユンギさんはテテとグクさんにだけ特別なメールを送り、2人は一緒にそれを読んで涙を流したのでしょう。
2018年2月上旬までは普段通り仲良くしていたテテとグクさんの様子は、日が経つごとにどんどんおかしくなっていきました。
そのきっかけが、もしかするとBTSメンバー間の話し合いや会社の方針だったのかも知れません。
言えない気持ちを曲で伝え合う2人
2018年2月に入ってからギクシャクし始めたテテとグクさんでしたが、2月19日にテテは、知り合いのミュージカル俳優さんと一緒にカラオケをする動画をTwitterに投稿します。
その時に歌っていた曲が『만약에 말야(もしもね)』です。この曲は当時のテテとグクさんの関係にとてもつながるものがあって、すごく悲しい歌詞です。
もしもね
僕たちもう少し幼かったなら
今頃どうなっていたのかな
もしもね
僕たち今こうなるのなら
後悔しないかな
世界に閉ざされた僕たちの日々が
すでに色褪せた記憶だけだとしても
テテが『もしもね』を投稿した1週間後の2月26日、グクさんはロイ・キムの『その時別れればいい』をカバーしてTwitterに投稿。
他人の言うことの何が重要なのですか
お互いがいないと死にそうなのに
何が心配なのですか
僕たち一緒にもっと
愛し合っていいじゃないですか
あなたが他の人に惹かれたら
僕があなたのいないことに慣れたら
その時が来たら、その時になったら
その時別れればいい
さらに28日には、박원(Park Won) の『all of my life』もカバーしてTwitterに投稿します。
この時のグクさんは可哀想なくらい痩せてやつれていて、色々なことで追い詰められているのかな…と感じる雰囲気がありました。
そう言えば僕は
君に出会って本当にたくさん変わったね
夢ができて、君が持っている夢も
叶えてあげたかったんだ
僕はそのために
もっと高いところに上がらなければいけなかった
もっと多くのものを手に入れてこそ可能だった
全てを手に入れる頃には
愛より夢が大きくなった
以前もInstagramでお互いに向けて曲を投稿しているように見えていたテテとグクさんですが、インスタを始める前からこうして伝えたい気持ちを曲に変えてTwitterに投稿していたのでした。。
テテとグクさんが2018年2月の段階でお互いどういう気持ちで接していたのかは分からないですが…
それまで無邪気にただただ一緒にいることを楽しめていたグクテテの関係性が、何らかのきっかけで変化したのだと思います。
それはBTSの解散にまつわる話し合いだったかも知れませんし、周囲から何かしらの圧力があったのかも知れません。
その頃はちょうどグクミンのファンサービスが過剰になってきている時期で、テテとグクさんが仲良くするより、ジミンちゃんとグクさんが仲良くする姿をファンに見せていきたいという意向があったのは明らかでした。
ジミンちゃんとジョングクさんが目の前で過剰にファンサービスしはじめたことも、テテの孤立感やストレスを高めることに繋がったのではないでしょうか。
苦しい中で参加したマルタ旅行
テテにとってさまざまな葛藤が続いていた2018年前半でしたが、夏に行われたボンボヤのマルタ旅行は楽しもうと、張り切っていたと思います。
マルタ出発前に撮影された映像では、マルタのスケジュールに入っていた乗馬を楽しみにして張り切っているテテの姿がありました。
でも、そのマルタ出発に合わせたように大切な人との別れが訪れます。
テテはかなり落ち込んで苦しかったと思います。正直、マルタ旅行を楽しめるような精神状態のわけないです。
ただ、頭の中はまだ混乱していてどうすれば良いか分からない中でもグクさんと同室になって同じベッドで眠れたことが、きっとテテには心の休まる瞬間だったような気がします。
「Winter Bear」の歌詞のように…
テテは、いつも自分を貫いてマイペースに生きているグクさんのそばにいると、守られているような感覚になるのではないでしょうか。
不安な時でもそばにいるだけで、なんだか心強くて安心できるのだと思います。
テテがグクさんのために作った「Winter Bear」の歌詞のように、暗い気持ちをグイッと引き上げてくれるのが、テテにとってはグクさんなのです。
全ての悪い日々を平気なものに変えてくれる。
そんなグクさんの存在を、テテはどうしても必要だと感じているのだと思います。
悲しい気持ちでマルタに参加したテテを支えてくれたグクさん。2人で過ごした特別な夜。
マルタでの大切な時間が、MAMA授賞式で泣き崩れるテテをしっかり抱きしめたグクさんの姿に繋がっているように感じます。
グクさんにとっても特別だったマルタの夜
テテとグクさんはマルタのホテルのベッドで撮ったセルカを、2人揃ってTwitterに投稿しています。
そしてグクさんは3年後の2021年1月25日にも、マルタで2人で眠ったあの白いベッドと全く同じベッドをTwitterに投稿しています🫢
このベッドは撮影中に偶然同じものがあって、グクさんが写真を撮っていたものだと思われます。
なので、マルタで使っていたベッドの本物ではないのですが、全く同じデザインのものにすぐ気付き、写真に撮ってTwitterに投稿するくらい、グクさんにとってもあの夜が特別だったということでしょう。
テテにとってつらい時期だったからこそ、マルタではグクさんに救われた部分がきっとたくさんあって、
マルタの海のグク写真が今でもテテにとって特別な1枚になっているのかも知れません。
そしてグクさんにとっても、さまざまなしがらみで環境が変化していく中で2人で一緒に楽しい時間が過ごせたマルタの思い出が、今でもとても大切なのだと思います🙂