フランスのラグジュアリーブランド「CELINE(セリーヌ)」は、グローバルアンバサダーを務めるテテをフォーカスした特別な映像を公開しました。
この映像は、テテという存在がCELINEにとってどれほど特別であるかを、余すところなく伝えてくれるものです✨
初めての「主役映像」—テテだからこそ実現
CELINEの公式YouTubeチャンネルには、「CELINE Printemps 2026 with Taehyung」というタイトルの映像が投稿されました。
パリを訪れたテテの姿を追ったこの映像は、単なる記録ではなく、一つの芸術作品のような仕上がり。
モデルではなくアンバサダーが主役となる映像がCELINEの公式チャンネルに掲載されるのは、実はテテが初めてなんです😮
「ボンジュール、パリ!」—胸高鳴る再会の瞬間
映像は、テテが滞在したホテルからスタートします。
扉を開けて「ボンジュール、パリ」と挨拶する姿は、まるで映画のワンシーンのよう😌
「パリに戻ってくるのは本当に久しぶりで、すごくワクワクしています」と語るテテ。
兵役を終え、2年ぶりとなるCELINEのファッションショーに参加できる喜びを、素直な言葉で届けてくれました。
「この町でパリジャンとして暮らしてみたい」というひと言からも、パリへの深い愛情や憧れがにじみ出ていましたね。
テテにとっての「CELINE」とは…
CELINEから届いた招待状やギフトを包んでいたスカーフを、テテは腰に付けて自身のスタイリングに取り入れていました。
ちょっとした小物からもインスピレーションを感じるのかも知れませんね。
「ブラックレザーこそがCELINEのアイデンティティだと思う」と語るテテの言葉からは、ブランドに対する深い理解とリスペクトが感じられます。
ただ、ブラックレザーと聞いて私が真っ先に思い浮かべるのは、CELINEの伝統というよりも、エディ・スリマン(Hedi Slimane)氏です🤔
彼はDior Homme時代から、細身のシルエットやブラックレザー、ロックな美学を貫いてきました。
2018年にCELINEのアーティスティック・ディレクターに就任した際も、その独自のスタイルを持ち込み、ブランドの方向性を大きく刷新しました。
特に就任初期のコレクションは、まさにブラックレザーのオンパレード。
この頃から、CELINEといえば「ブラックレザー×ロックシック」というイメージが定着したように思います。
現在、エディ・スリマン氏はCELINEを離れていますが、テテにとっての「CELINE」とは、きっとスリマン的な美学そのものなのかもしれません。
CELINEを輝かせるテテの存在
今回のパリ訪問は、単なるショーへの出席にとどまりませんでした。
現地のファッションフォトグラファーはこう語ります。
「彼は世界的なポップアイコンであり、俳優であり、そしてファッションミューズ。すべての動作や表情、沈黙にまで、計算されたエレガンスがある」と。
さらに、「オートクチュールの街でありながら、彼は流行を追うのではなく、自ら流れを創り出している」と、その存在がトレンドを超えたものであることを強調しました。
フランス版『Vanity Fair(ヴァニティ・フェア)』も、テテについて印象的な表現を残しています。
「悪魔はディテールに宿る、そしてVはそれを知っている。彼にとって、すべては偶然ではない」——この言葉は、テテの綿密な準備とスタイリングに対する深い洞察を称えるものでした。
テテという存在はただのファッションアンバサダーを超えて、ブランドそのものの哲学や美意識を映し出す存在。
テテがCELINEと歩んだこのパリの時間は、ファッションと芸術、そして感性が交差した、忘れられない瞬間として多くの人々の心に残ったはずです⭐️