最近、HYBEと政治にまつわるニュースが韓国で話題になっています。内容としては、
「HYBEが元韓国大統領夫人キム・ゴンヒさんの側近の夫を採用して、すぐに取り消した」
というものなんですが…
「え、それってそんなに大ごと?」と思った方も多いかもしれません。
でも、これが今、政治と企業の癒着問題として注目されているんです。
今回は、このニュースの「なにが問題なのか?」を、わかりやすく説明していきます。
1. まず、登場人物を整理!
- キム・ゴンヒ氏:前韓国大統領ユン・ソギョル氏の妻。元ファーストレディ。
- チョ行政官:キム・ゴンヒ氏の最側近と言われていた女性官僚。
- キム氏:そのチョ行政官の夫であり、元政府官僚。今回、HYBEに一時採用された人物。
2. 騒ぎの原因
問題のポイントは、キム氏が政治的なつながりを利用して民間企業に不正に就職したのでは?という疑惑です。
- キム氏はもともと国の政策補佐官でした。
- 今年4月、ユン大統領は戒厳令発令が違法と判断され、解任されました。
- その結果、政権中枢だった人たちが政界や政府を去ることになりました。
- 職を失ったキム氏は、すぐにHYBEに就職。
- その背後には妻(元大統領夫人の側近)の影があるのでは?という声が…
特に韓国では、「政権関係者が自分や家族のために特別な便宜(=コネ)を受けている」とわかると、公正さが壊されることとして強い反発が起きます🔥
3. チョ行政官は「ディオールバッグ事件」のあの人…
さらに火に油を注いだのが、「この妻=チョ行政官」が以前に大統領夫人の贈収賄疑惑にも関わっていた人物だったという事実。
キム・ゴンヒ氏が高級ブランド「ディオール」のバッグを受け取った場面に映っていたのが、このチョ行政官だったのです。

その後も、大統領室でキム・ゴンヒ氏の指示を政府機関に伝える役割をしていたとの証言も出てきており、「かなり影響力のある人物」だと見られています。
4. HYBEの対応
HYBEはこの件についてこう説明しています。
- キム氏は、正式な手続きで採用された。
- しかし、その後本人が「妻の経歴」について申告していなかったことが判明。
- 法律上、会社側から家族関係を調べることはできない。
- そのため、最終的に採用を取り消した。
つまり、HYBEとしては「知らなかったから採用した」というスタンスのようです。
ですが、キム氏はもともと政府関係者であり、その経歴や背景を全く知らずに採用したというのは少し無理のある説明に聞こえます🤔
もともとHYBEは政治とのつながりが強いと指摘されることもありますが、韓国の世論の傾向を考えると、こうした問題が続けばいずれ国民からの大きな反発を招くのではないかと心配です。
ファンとしては、政治的な色がつくことなく、純粋にアーティストをクリーンにサポートしてほしいと願っています😕