ヒップホップグループEpik High(エピックハイ)のTABLOさんと、ナムさんが再びタッグを組んだ新曲がついにリリース❣️
「Stop The Rain」は5月2日に公開され、感性豊かなヒップホップの世界を届けてくれています。
感情を音で描いた一曲「Stop The Rain」
この曲は、2年前に録音が終わっていたという背景を持つ作品。

長い時を経て公開された「Stop The Rain」では、まるで嵐のように押し寄せる感情を、TABLOさんの詩的で深みのあるラップと、ナムさんの静かに心を打つボーカルで表現しています。
もし僕たちに世界観があるとしたら、「雨の日」そのものが世界観だと思います。「雨」、「rainy day(雨の日)」といったテーマは、EPIK HIGHの音楽にもよく登場していましたから。
RMさんの曲の中にも「forever rain」があったり、BTSとして作った音楽にも雨の情緒が常にありました。「Spring Day」も何だか小雨が降り出しそうな雰囲気じゃないですか。
お互いの音楽から滲むそういう情緒が好きでしたし、僕たちにとって「雨」の意味が大きいと感じました。「雨の日」のイメージが若き日の逆境をうまく表現してくれるように思います。
雨が降っては止み、日が出てくると、乗り切ったと感じたりします。しかし、雨は必ずまたやってきます。
希望もあるけれど、苦しみにも慣れる必要があるという話です。
さらに注目したいのが、アニメーションのミュージックビデオ。
80年代風のアニメでちょっと胸が痛くなるような印象的なシーンが音楽と溶け合い、観る人の心をグッとつかむのです。
幼少期から思春期にかけての葛藤や、心の渇きを映し出すような歌詞。ナムさんとTABLOさんの声で、感情の深みが一層伝わってきます…。
まさに、音・言葉・映像すべてが一体になったアート作品です🥹
ナムさんとTABLOさんの再コラボが実現!
ナムさんとTABLOさんといえば、ナムさんの初ソロアルバム『Indigo』(2022年)に収録された「All Day」での共演も記憶に新しいところ。
今回の「Stop The Rain」は、約3年ぶりの再共演になります。
それぞれグループのリーダーとして活躍する2人が再び手を組んだことで、今回も強いメッセージ性とアーティスティックな完成度が際立ちますね。
音楽的な相性はもちろん、ファンの心にも共感と癒しを届ける、そんな特別な一曲に仕上がっています。
TABLOさんってどんな人?
ここで少しだけ、TABLOさんについてもご紹介しますね。
今回ナムさんと共に「Stop The Rain」を作り上げたTABLOさんは、韓国を代表するヒップホップグループEPIK HIGH(エピックハイ)のリーダー・メインラッパー・プロデューサーという多彩な顔を持つアーティストです。
実はナムさんがまだ小学生だった頃、EPIK HIGHの音楽と出会い、TABLOさんの歌詞に心を強く動かされたそう。
それがきっかけでラップや作詞にのめり込むようになったというエピソードは、ファンの間では有名ですよね。
同じくユンギさんも、子どもの頃からEPIK HIGHの音楽に影響を受け、ヒップホップの道へ進む決意をしたとのこと。
TABLOさんは、BTSの音楽的ルーツにも深く関わっているアーティストなんですね😲
言葉を操る天才、でも親しみやすい人柄も魅力
TABLOさんのラップは、文学的で感情の奥深くに響くことで知られています。
その理由のひとつが、圧倒的な知性と表現力です。
TABLOさんはカナダの名門校を経て、アメリカのスタンフォード大学では創作と英文学を学び、主席で卒業。
修士課程まで修了したという超秀才なんです。
在学中に書いた短編小説集が文学界でも注目されたほどで、「ラッパー」という枠に収まらない、まさに言葉の魔術師ですね。
韓国で生まれた後、インドネシア・スイス・香港・カナダと世界を転々としながら育ちました。
その後、ニューヨークで映画制作にも関わっていた時期があり、音楽と出会ったのはその頃だそうです。
そうしたバックグラウンドがTABLOさんの音楽性を深めているのでしょうし、ナムさんが心惹かれている理由でもありそうですね☺️
こちらのインタビューでは、ナムさんとのやりとりなども語られていますよ。

「Stop The Rain」は配信中!
「Stop The Rain」は現在、各種音楽配信サービスで聴くことができます。
雨の日にも、晴れの日にも、ぜひじっくり聴いてみてください。
心の奥に優しくしみわたるような一曲です☔️