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韓国兵務庁長、ユンギさんの飲酒運転処分なしにコメント「適切とは思わない」

ユンギさんが飲酒状態で電動スクーターを運転したとして略式起訴され、罰金刑が科された事件。

これについて、韓国兵務庁のキム・ジョンチョル庁長が、軍服務中のユンギさんが処分を受けなかったことについてコメントを発表しました。

キム庁長は11日に国会で開かれた国防委員会の国政監査で、ユンギさんへの処分がなかったことについて「適切とは思わないが、法律で定められているからだ」と述べました。

さらに、「現役兵士たちが不公平だと感じるかもしれないが、法律の適用に関しては社会服務要員の基準で判断する部分もある」と説明し、「教育や更生を進めていく」とも付け加えました。

ユンギさんは、8月6日の夜、ソウル龍山区漢南洞の自宅近くで電動スクーターを運転中に転倒し、警察に発見されました。

巡回中の警察が飲酒検査を行ったところ、ユンギさんの血中アルコール濃度は0.227%と、免許取り消し基準(0.08%以上)を大きく超えていたことが確認されました。

現行法では、血中アルコール濃度が0.2%以上の場合、2年以上5年以下の懲役または1000万ウォンから2000万ウォンの罰金が科される可能性があります。

ユンギさんは事件から17日後の8月23日、ソウル龍山警察署に出頭し、初めての取調べを受けました。

その際、「本当に申し訳ありません。自分の軽率な行動によって多くの方にご迷惑と失望をおかけしてしまったことを深く反省し、後悔しています。二度とこのようなことがないようにします」と謝罪の言葉を述べています。

その後、ソウル西部地裁のイ・ユソプ判事は、道路交通法違反で略式起訴されたユンギさんに対し、27日に罰金1500万ウォンの略式命令を下しました。

この金額は、検察が10日に求刑した額と同じです。

通常、現役兵士がこのような刑を受けた場合、兵務庁からも処分が出されますが、ユンギさんは社会服務要員だったので法律により処分を免れたそうです。

処分内容によっては除隊日が予定より遅れる可能性もあったため、兵務庁からどのような処分が出るのかに注目が集まっていました。

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