現在、BTSが所属する韓国の大手芸能事務所HYBEでさまざまな問題が浮上して、大きな注目を浴びています。
2019年の上場計画を一部の株主に隠していた疑い、そして元幹部によるインサイダー取引疑惑など、お金や株をめぐる問題が相次いでいるのです😔
これらの問題は、BTSをはじめとしたアーティストたちの活動にも影響を及ぼすのではないかと心配する声も上がっています。
パン・シヒョク氏が株式の上場隠蔽問題で起訴される?
HYBEは2019年の上場準備中に、一部の株主に対して「上場の計画はない」と虚偽の説明をしていたことが明らかになりました。
しかし実際には、上場のための監査契約を結び、準備を進めていたのです。
このため、一部の株主は誤った情報に基づいて保有株を売却し、結果的に大きな損失を被りました。
わかりやすく説明しますね。
パン・シヒョク会長に疑われている罪とは?
パン会長の容疑は、簡単にいうと、「上場前にウソの情報を流して、自分の知人を通じて株を安く買わせ、大きな利益を得た」という疑いです。
具体的には…
- HYBEがまだ株式上場(IPO)する前の2019年ごろ、パン会長は「上場する予定はない」と投資家たちに説明しました。
- そのウソを信じた投資家たちは、HYBEの株を安く手放してしまいました。
- 実際には、パン会長の知人が作ったファンドがその株を購入。
- そして翌年、HYBEは見事に上場し、その株の価値は急騰。
- パン会長側(ファンド)はその取引から約4000億ウォン(約400億円)もの利益を得たとされています。
このような行為は、「詐欺的な不正取引」として資本市場法に違反している可能性があります。
これが事実であれば、とんでもない不正行為をしていたことになりますよね…😦
パン会長、最悪の場合は懲役刑
現在、警察と金融監督院(韓国の金融を監督する機関)はこの問題を検察に引き継ぐ準備をしています。
検察は証拠や資料をもとに、実際に違法だったかどうかを判断し、起訴(裁判にかけるか)を決定します。
起訴され、もし罪が確定してしまった場合は…
- 不正に得た利益が大きいため(300億ウォン以上)
- 懲役7~11年、場合によっては最大15年の刑になる可能性もあると報道されています。
本当に起訴されるの?
今の時点では、パン会長はまだ「起訴される」と決まったわけではありません。
現在は捜査段階で、検察が事件を引き継ぎ、法的に違法と認定された場合に起訴されます。
パン会長側の反論や弁明、法廷でのやりとり次第で、結論は変わるかもしれません。
- 検察が正式に事件を受け取る
- 必要な証拠を再確認し、パン会長を呼んで事情聴取
- 起訴するかどうかを決定
- 起訴されれば裁判開始。されなければ無罪放免
- 裁判で有罪判決が出れば刑罰(懲役など)
これには数ヶ月~1年ほどかかる可能性もあり、長期的に注目がつづく可能性が高いです。
せっかくBTSメンバー全員が兵役を終えるというのに、いい加減にして欲しいです😕
YGプラス問題
さらに、HYBEの前身であるBIGHITの元幹部A氏が、未公開の内部情報を使ってYGプラスの株を大量に購入し、その後の株価上昇で約2億4千万ウォンの利益を不正に得ていた疑いも浮上。
こちらはすでに検察がHYBEのオフィスを家宅捜索し、証拠の押収が行われています。
HYBE側は「A氏は現在は退社しており、単独の逸脱行為」と説明していますが、捜査は続いています。
HYBEへの捜査、家宅捜索の状況
- 上場隠蔽問題については現在のところ家宅捜索はまだ行われていませんが、ソウル警察庁の金融犯罪捜査隊がHYBEに対する家宅捜索令状をソウル南部地検の証券犯罪合同捜査団に申請しています。
また、金融監督院でも調査が進んでおり、まもなく検察に送致されるとの報道があります。 - YGプラスのインサイダー取引疑惑では、すでに家宅捜索が実施されており、具体的な捜査が進んでいます。
こうした問題は企業としての透明性や公正性を揺るがすもので、ファンや投資家の信頼を損ねる大きなリスクです…。
特に、BTSのような世界的なスターを抱えるHYBEにとって、会社側のスキャンダルは活動の妨げになりかねません。
ファンとしては、これからの調査結果や対応に注目しつつ、BTSの今後の活動や再出発がしっかりと守られることを願いたいですね🥲