HYBEアメリカでCEOを務める音楽プロデューサーのスクーター・ブラウンさんが、ここ2週間にHYBEの株式を大量に売却していたことが分かりました。
売却額は総額270億ウォン（約27億6,000万円）で、2年間で28%の収益を上げたことになります。
スクーター・ブラウンさんといえば少し前にジョングクさんとレコーディング作業をしていて、グクさんソロアルバムのプロデュースを担当するのかな？という期待も高まっていましたが、、
どうしてこの時期に大量売却？といった疑問点を記事にまとめました😌
スクーター・ブラウンさん2回に分けてHYBE株を大量売却
2023年6月2日、金融監督院はスクーター・ブラウンCEOが5月31日に保有するHYBE株のうち6万8500株（1株当たり27万0007ウォン）を時間外取引で売却したと公示しました。
また、ブラウンさんは5月22日にも3万1588株（1株当たり26万7360ウォン）を売却していたことが分かっています。
2日金融監督院電子公示によると、スクーター・ブラウンHYBEアメリカ代表は時間外売買方式でハイブ株6万8500株を処分した。保有株式（４３万７９２株）の０．１６％を売却したのだ。これにより保有持分が１．０３％から０．８７％に低下した。処分単価（２７万ウォン）を反映した売り上げ収益は約１８５億ウォンだった。
スクーターブラウン代表の株式処分は今回が初めてではない。先月２２日には長内売り方式で保有株式３万１５８８株（持分０．０８％）を売却した。処分単価（２６万７３６０ウォン）を反映した売り上げ収益は約８５億ウォンだった。この日、売り上げ収益と合算すれば、合わせて10万株を処分し、約270億ウォン規模の差益を実現した。
HYBEの大株主 スクーター・ブラウンCEO
スクーター・ブラウンさんは2021年に自身が設立したレーベル「イサカホールディングス」を1兆1000億ウォン（約1,160億円）程度でHYBEに売却。
これによりHYBEとイサカは合併して、スクーター・ブラウンさんはHYBEアメリカの取締役に就任しました。
合併時にHYBEはイサカホールディングスの株主を対象に有償増資（投資家に向けて新たに株式を発行して会社の資本金を増やすこと）を実施しており、この時にスクーター・ブラウンさんはHYBE株を46万2380株取得。
スクーター・ブラウンさんは有償増資の際に1株当たり21万608ウォンずつ支払ったので、合計で約974億ウォンを使ったことになります。
今回の持分売却により、彼の保有するHYBE株式は36万2292株（0.87%）に減少しました。
BTS契約更新が影響した？
スクーター・ブラウンさんのHYBEアメリカCEOの任期は2024年5月13日までです。
任期満了を1年後に控えて株式を売却したわけですが、まだ保有する株式は大量に残っているので、今後も数回に分けて売却することがあるのでしょうか。
また、2024年といえばBTSの契約更新時期とも重なるため、その点にも注目が集まっています。
2022年6月にはメンバーのグループ活動休止がバンタン会食で発表され、株価が大きく下落しましたが、BTSの一部メンバーが保有する株式を大量に売却したのは2021年10月から11月初旬でした。
そもそも「グループ活動休止からのソロ活動」はコロナ前に決まっていたこととメンバー自ら話しているので、それについての発表時期が決まった時点で、発表時の株の下落を予想して大量に売却しておいた可能性もあるような気がします。
バンタン会食撮影後に株を大量売却したチーム長らはインサイダーで摘発されましたが、約1年も余裕があればインサイダーに問われることもありません。
このような経緯を考えると、もしかするとスクーター・ブラウンさんは来年のBTS契約更新時期を見据えて、1年前から保有株式の売却を始めたのかな？という穿った見方もできます😂
スクーター・ブラウンさんのHYBE株売却でHYBEの株価も弱気に転じていますが、、
この先どうなるのでしょうね。
2023年3月15日に行われたフォーラムに出席したパン・シヒョクさんは、その時点でまだBTSのグループ活動再開の時期が決まっていないこと、BTSメンバーの契約更新の話し合いが進んでいないことを語っていました。
彼はBTSのメンバーがHYBEとの契約をまだ更新していないことを明かし、契約満了まで「まだ時間がある」と付け加えた。「我々は契約満了までに（契約更新をメンバーと）話し合い、話し合いが終わった後にお話しするのが筋だと思っています」と説明した。
先行きの見通せない状況だけに、スクーター・ブラウンさんの動向からも目が離せそうにありません。